部屋の窓から眼前に広がる瀬戸内海。
そろそろ夕方の時間なので、夕日が眺められるかと期待しましたが、あいにく雲が厚く見ることはできませんでした。しかし空の色が刻々と変化していく様をゆっくりと眺めながら、冬の瀬戸内海を堪能することができました。
着いたらたらまずは露天風呂に入ることを決めていたので、さっそく入りました。
宿泊した部屋には露天風呂が付いていたのでもうがまんできずにザッバーン。
風除室のすぐ外は屋外。極寒の中、頭だけ出して肩までつかる露天風呂は身体の芯まで暖めてくれて「ふぁ〜」というしかありませんでした。「これこれ、これがしたかってん」
両手でお湯を顔に浴びせながらそう呟いていました。
その露天風呂がこちら。
大浴場の露天風呂も風情があって良かったのですが、客室のこの露天風呂があまりにも良かったので帰るまでに何度も何度も入りました。
そして風呂あがりの一杯はこちらの地ビール、『あわぢびーる』
「うまい!」ピルスナータイプでキレがありとても飲みごたえのあるビールです。
夕食まで少し時間があったので1階のロビー周りを散歩することにしました。温泉大浴場の前に湯上がりさじきがあり、すぐ横にマッサージチェアが設置されていました。もちろんさっそく試してみることに。「どれどれおまかせもみコース、これやな」と、15分間の極楽時間を頂きました。
「これ、家に欲しい〜」本気で思いました。
「ずっと座っていたい」そんな気持ちにさせるマッサージチェアでした。
さていよいよ夕食の時間がきたので、『旬房 新淡』へ。
ひれ酒で始まる淡路島3年とらふぐのコースをいただきました。総料理長の鳥嶋氏の談によると、「淡路島3年とらふぐは肉厚で抜群の食べ応え、味わいは天然ふぐにも全く引けを取りません。大ぶりの白子、厚みのあるてっぴ、身離れよく旨みたっぷりのてっちり、そして、てっさは十分に寝かせて最も美味しい頃合いをみてお客様にご提供しています。締めの雑炊は、ふぐ料理を頂く幸せを感じるひと時です」
まさにその通りで、最後の最後まで飽きさせない料理を味わうことができました。
あわじ浜離宮、また訪れたい宿としてリスト入り確実です。