top

2009年12月29日火曜日

正月への足音




京都は錦市場へ正月用の漬け物と黒豆を買いに行った。年の瀬で市場はとても賑わっている。
漬け物は錦市場入るとすぐのところにある高倉屋さんへ。ここはあの酒場ライターで作家(本人は自称していないけど)のバッキー井上さんが店主をつとめるお店だ。
赤かぶらとべったら漬けを選んだ。
黒豆はこの前、TBSの安住アナウンサーが訪れたという老舗「京丹波」で仕入れた。お店ではぽん菓子も売られていてそちらのほうがお客さんにはうけているように見えた。
市場は正月用の食材などがおいしそうに並べられ、道行く人の足を止めていた。
帰りがけに寄った豆菓子の専門店「まめひで」のおばあさんがとてもかわいらしく、木製のそろばんで会計していたのが印象的だった。やさいのチップスと割れおかきを買う。
夏に来た時とはまた違う風情を感じられた京都だった。
そして昨日知人をとおして頼んでもらっていた幻の日本酒「十四代・本丸」をついにゲット!
これはなかなか個人では手に入らない。さすがに単品での購入はできなく3本セットの抱き合わせでしか買えなかった。あとの2本は知人が買ってくれたので助かった。正月二日は親戚一同集まって、祖母の100歳のお祝いをすることになっているのでその時にふるまえるのだ。
味はすっきり甘口の飲みやすさが特徴だ。白ワインのようななめらかさと、日本酒独特のいやみがいっさいない。女性にも人気があるのが納得できる。
少しばかりの準備しかできないが、これで年を越せそうだ。もうすぐそこまで正月の足音が聞こえている。

2009年12月25日金曜日

スノーマンスキー



ビルに浮かび上がったスノーマンのスキー姿。にくい演出に多くの人が足を止めていた。
家に帰るとなぜかTV台の箱が。組立式のそれを母がTV台と知らずに買ってきたらしい。
しかたなく組み立てたのがこれだ。小さいと思って買ったらしいがそれなりに大きい。
本を並べるにしても中途半端な容量だな。とりあえず電話の子機を置いておこう。
ソファの横にコーヒーテーブルを置こうと思っていたがしばらくはこれで代用するか。
いやはやなんともかんとも。

2009年12月23日水曜日

六甲 岡本 摂津本山





休日の朝から丘の上にある公園へ散歩。といってもかなりの急傾斜の坂を登った所にある。
軽い運動にもなり、景色の素晴らしさにしばしため息。神戸はほんといいところがあるね。
午後は阪急岡本駅付近を散策。小さな雑貨屋さんやケーキ屋さんなどが軒を連ねる。そして、
限りなくメキシカンに近いカリフォルニアキュイジーヌのお店「HANA」へランチ。
フィッシュ&チッチプスやバーガーを頬張る。サラダやフルーツやドリンクがついて1000円。
店内のポップさも気に入った。
その後、JR摂津本山駅の近くにある児童図書専門店「ひつじ書房」へ行く。
スタンダードな絵本や児童書に目を奪われた。高学年向けの棚にあったミヒャエル・エンデの
「モモ」「はてしない物語」に夢中になった幼い頃を思い出していた。

2009年12月19日土曜日

冬の景色


真夜中、駅から自宅まで歩いて帰った。とても寒い冬の風が頬にあたる。空気がツンとしているせいか、身が引き締まるようだ。歩きながら住み慣れた街を見渡すと、季節柄クリスマスの飾り付けをしている家が目立つ。サンタクロースの人形がぶらさがっていたり、LEDのライトで彩られたトナカイが空へ飛んでいきそうにディスプレイされていた。クリスマスツリーも派手な電飾で飾られ、この冬の季節を演出している。
冬の空気感が好きだ。寒いのは服の着こなしでなんとかカバーできる。この冷たい風の中を息を白くさせながらサクサク歩いていく。普段歩くスピードより速く。
そして飲食店などの暖かい室内で、ほっこりと焼酎のお湯割りやホットバタードラムなどのお酒を飲むのがいい。すぐにカラダが暖まる。アテはやっぱりおでんか?
しかし関西におでんの屋台が少ないのはなぜだろう。京阪神でもあまり見かけない。なにか理由でもあるのか。知っている人がいれば教えてほしい。

2009年12月1日火曜日

LES 2 PERES NOEL E〜ma's Xmas 2009





E〜ma梅田(大阪市北区)ビルの1階南側エントランスで開催されている谷口智則氏の絵本原画展を紹介します。
谷口智則さんは金沢美術工芸大学日本画専攻を卒業して絵本作家になったという経歴の持ち主です。
日本画の技法を使って描いているという絵は、深みのある落ち着いた色が特徴的です。
有名な作品に「サルくんとお月さま」があります。この本の魅力はまったく字がなく、絵だけの本でストーリーは絵を見ながら想像するというものです。
サルくんが森をさまよい、お月さまに出会うという物語を読み聞かせる時、親は子供に話を創作して聞かせてあげるというしかけです。
どうにもさみしそうなサルくんの表情と、無表情なウサギさんの表情など言葉にできない哀愁がいとおしくなります。
今回の絵本はちゃんと文字が書かれています。大きなサンタさんと小さなサンタさんが登場する物語。
人と人のつながりについて大人にも子供にも気づかせてくれそうな一冊です。
谷口智則さんの絵本の世界観を見れる本展は12/25(金)まで開催中。
詳細はイーマのHPまで。

http://www.e-ma-blog.com/event/noel/index.html