なかなかブログの更新ができずにはや3年。ツイッターという短文投稿のプラットフォームがSNSと呼ばれて久しいが、そちらを利用しているとブログを書かなくなってしまった。やはりそれではいけないと思いようやく重い腰を上げた次第だ。このブログのタイトルは「ええとこいこか」である。
自分にとって良いと感じた場所や空間、街や店や人を中心に綴っていこうと始めたブログなのでその思いは今も変わらない。さて復活一発目は何を書こうか。やはりこれだな。
本のタイトルが「いっとかなあかん店 大阪」と「いっとかなあかん店 京都」そして「いっとかなあかん神戸」と、3冊とも140Bさんが出版したものである。
大阪と神戸は江弘毅氏。京都はバッキー井上氏。江さんは大阪で雑誌や本の編集や出版に携わってきた名物編集者としてだけでなく自らの著書も多数ある文筆家でもある。かたやバッキー井上氏は、日本初の酒場ライターにして「高倉屋」という錦にある漬物屋の店主で裏寺や先斗町にある「百練」という居酒屋の店主でもある。
最近は「HAPPY STAND KYOTO」という立ち飲み屋も開業している。このお店のホームページを開くと「なんだかシアワセを感じてしまう店がこの街にもできた」と書いてある。
わたしがこのブログを始めようと思ったのもこのお二人に誘発されたと言っても過言ではない。なぜならこれらの本を読めばわたしが感じている街や店や人への愛情が半端ないことがすぐに分かるからだ。そして単なる店紹介ではない、根底に流れる街や店や人へのリスペクトがそこにある。両氏には到底及ばないが、こころづもりは近づけるようにこれから書いていきたい。
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