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2018年11月22日木曜日

静かに復活

なかなかブログの更新ができずにはや3年。ツイッターという短文投稿のプラットフォームがSNSと呼ばれて久しいが、そちらを利用しているとブログを書かなくなってしまった。やはりそれではいけないと思いようやく重い腰を上げた次第だ。このブログのタイトルは「ええとこいこか」である。
自分にとって良いと感じた場所や空間、街や店や人を中心に綴っていこうと始めたブログなのでその思いは今も変わらない。さて復活一発目は何を書こうか。やはりこれだな。
本のタイトルが「いっとかなあかん店 大阪」と「いっとかなあかん店 京都」そして「いっとかなあかん神戸」と、3冊とも140Bさんが出版したものである。
大阪と神戸は江弘毅氏。京都はバッキー井上氏。江さんは大阪で雑誌や本の編集や出版に携わってきた名物編集者としてだけでなく自らの著書も多数ある文筆家でもある。かたやバッキー井上氏は、日本初の酒場ライターにして「高倉屋」という錦にある漬物屋の店主で裏寺や先斗町にある「百練」という居酒屋の店主でもある。
最近は「HAPPY STAND KYOTO」という立ち飲み屋も開業している。このお店のホームページを開くと「なんだかシアワセを感じてしまう店がこの街にもできた」と書いてある。
わたしがこのブログを始めようと思ったのもこのお二人に誘発されたと言っても過言ではない。なぜならこれらの本を読めばわたしが感じている街や店や人への愛情が半端ないことがすぐに分かるからだ。そして単なる店紹介ではない、根底に流れる街や店や人へのリスペクトがそこにある。両氏には到底及ばないが、こころづもりは近づけるようにこれから書いていきたい。

2015年2月11日水曜日

あわじ浜離宮(後編)




部屋の窓から眼前に広がる瀬戸内海。
そろそろ夕方の時間なので、夕日が眺められるかと期待しましたが、あいにく雲が厚く見ることはできませんでした。しかし空の色が刻々と変化していく様をゆっくりと眺めながら、冬の瀬戸内海を堪能することができました。

着いたらたらまずは露天風呂に入ることを決めていたので、さっそく入りました。
宿泊した部屋には露天風呂が付いていたのでもうがまんできずにザッバーン。
風除室のすぐ外は屋外。極寒の中、頭だけ出して肩までつかる露天風呂は身体の芯まで暖めてくれて「ふぁ〜」というしかありませんでした。「これこれ、これがしたかってん」
両手でお湯を顔に浴びせながらそう呟いていました。
その露天風呂がこちら。
大浴場の露天風呂も風情があって良かったのですが、客室のこの露天風呂があまりにも良かったので帰るまでに何度も何度も入りました。


そして風呂あがりの一杯はこちらの地ビール、『あわぢびーる』
「うまい!」ピルスナータイプでキレがありとても飲みごたえのあるビールです。
夕食まで少し時間があったので1階のロビー周りを散歩することにしました。温泉大浴場の前に湯上がりさじきがあり、すぐ横にマッサージチェアが設置されていました。もちろんさっそく試してみることに。「どれどれおまかせもみコース、これやな」と、15分間の極楽時間を頂きました。

「これ、家に欲しい〜」本気で思いました。

「ずっと座っていたい」そんな気持ちにさせるマッサージチェアでした。

さていよいよ夕食の時間がきたので、『旬房 新淡』へ。
ひれ酒で始まる淡路島3年とらふぐのコースをいただきました。総料理長の鳥嶋氏の談によると、「淡路島3年とらふぐは肉厚で抜群の食べ応え、味わいは天然ふぐにも全く引けを取りません。大ぶりの白子、厚みのあるてっぴ、身離れよく旨みたっぷりのてっちり、そして、てっさは十分に寝かせて最も美味しい頃合いをみてお客様にご提供しています。締めの雑炊は、ふぐ料理を頂く幸せを感じるひと時です」
まさにその通りで、最後の最後まで飽きさせない料理を味わうことができました。


あわじ浜離宮、また訪れたい宿としてリスト入り確実です。

2015年2月10日火曜日

あわじ浜離宮


2月9日ニクの日、もとい、フクの日。今年一番の寒波でありえない寒さの中、何年ぶりかの淡路島への一泊旅行を決行したのです。きっかけは「温泉行きたいわぁ〜」という嫁の何気ない一言でした。
近場で行ける所といえば、有馬温泉が有名過ぎですが、城崎は少し遠いし、有馬もなぁ〜というのが正直な気持ちでした。さっそく楽天トラベルや、トリップアドバイザー、一休ドットコムなどのサイトを物色して探しました。その中から浮上したのが淡路島だったんです。淡路島といえば、京阪神に住んでる人からすればもうあの温泉ホテルがすぐ頭に浮かんでくるし、あのメロディーがすぐ口ずさめるくらい有名なアレ。
♪「ホテルニュ〜あわ〜じ〜」♫
今は、まさにシーズンなので、人気なのは空室情報を見ても明らか。と、あきらめかけたときグループ施設のリンクをクリック。「あわじ浜離宮」。んっ!これは。
ホテルニューあわじ別邸というコンセプトのもと、2013年12月にオープンしたばかりの比較的新しい施設に目が止まりました。場所は洲本市の隣り、南あわじ市に位置し、慶野松原海水浴場に隣接しているので目の前がすぐ海なのです。瀬戸内海を西向きに眺めるロケーション。さっそく空室情報を確認して予約。月曜日の平日だったので希望の部屋を選ぶことができました。
交通手段はJR三宮駅のすぐ、ミント神戸から発着している高速バス「みなと観光バス」を利用しました。1時間おきに出ているので分かりやすく、所要時間も70分。「陸の港西淡」で下車すると、あわじ浜離宮の送迎車がお出迎え。乗り継ぎもスムーズにあっという間に旅館へ着きました。
館内は1階のロビーから3階まで吹き抜けで開放感がハンパないというのが第一印象でした。客室係に案内されて、3階の「祥」という部屋へ。

そこは想像していた以上の空間が広がっていました。(続)


2015年1月18日日曜日

厄神さん




あれから20年からあけて、今日1月18日(日)。お久しぶりです。約2年半の時を経て復活します、「ええとこいこか」
えらい長いこと何しとってん、と言われそうですが、お構いなしに静かにまた始めます。
不定期更新の書きたい時に書き、言いたい時にアップするというスタンスで、無理なく続けようと決めました。中身も一新して、自分がほんまにここええで、と、言える場所であったり、店であったり街をできるだけライブ感覚で伝えられるような表現で、書き記せたらと今、決めました。SNSが当たり前の世の中、ブログというメディアでもう一度遊ぼうと思います。ゆるりとおつきあいくだされば幸いです。

2012年7月20日金曜日

フローズンビールの流行

西梅田にあるブリーゼブリーゼの1階で、KIRINがプロモーションしているフローズン生ビールを試飲してきた。
1パウンド700円が高いか安いかはおいといて、飲んだ感触はなかなか面白い。泡がビールのフローズンになっていて、ソフトクリームを入れるようにビールの上に泡を注ぐのだ。
これによってフタをしたようになり、ビールがぬるくなりにくく、かつ炭酸も抜けにくくなるということだ。
一人2杯までの限定で提供されているので、試してみたい人は早めの時間がオススメだ。
残念ながら、グラスではなくプラコップだったので、KIRINさんにはもう少しがんばってもらいたい。























2012年7月11日水曜日

「ビターズ2滴半ー村上三郎かく語りきー」

ついにというか、ようやく出版された。西宮北口のBar Metamorphoseの店主 坂出逹典氏の著書「ビターズ2滴半ー村上三郎かく語りきー」
Amazonでも7/11から取り扱い開始、販売されるという。感無量だ。世界中の多くの人に届くどいいな。





2012年7月8日日曜日



OLYMPUS PEN EP-1

ねこを撮るために手に入れたといってもいいこのカメラ。がんばって練習します。